ユーザーファーストの化粧品ECが選んだ自動梱包機(ライン) 株式会社基礎化粧品研究所様

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  1. 通販物流の自動梱包機(ライン) カーゴウェル(CARGOWELL)
  2. 導入事例
  3. 導入事例 メール便自動梱包システム PAS-Line 箱シュリンク梱包システム BOS-Line
  4. ユーザーファーストの化粧品ECが選んだ自動梱包機(ライン) 株式会社基礎化粧品研究所様

株式会社基礎化粧品研究所(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:三好聡)は、化粧品ブランド「KISO」を展開し、化粧品の販売をEC一筋で進め、顧客を着実に増やしてきた。しかしメール便やゆうパックなど異なる配送方法、商品によって異なるサイズ、さらにセールになると急激に増える発送量など、梱包に関し多岐にわたる悩みを抱えていた。

2022年9月に、株式会社ダイワハイテックスが提供する自動梱包ラインを導入し、その課題を解決。それが顧客満足度向上にもつながってきているという。自動梱包ラインが物流現場にもたらす変化について、株式会社基礎化粧品研究所代表取締役社長の三好聡氏と、販売戦略部の鈴木麻見氏、そして株式会社ダイワハイテックスの通販支援事業部 山本拓之輔氏に話を聞いた。

拡大する化粧品EC需要と梱包現場の負荷

──「KISO」ブランドでは、「高品質・高配合・適正価格」をうたうMADE IN JAPANの化粧品を企画・研究開発から生産、品質管理、梱包、出荷まで一貫して手掛けていらっしゃるそうですね。

株式会社基礎化粧品研究所代表取締役社長 三好聡氏(以下、三好) そうですね。当社の化粧品は開発から出荷まで自社で行っています。2022年で6年目となりましたが、現在は主にスキンケア商品をECで販売しています。EC販売では抽象的な表現を使わず、お客さんが客観的に判断できる商品を作ることを心掛けています。

──ECだからこその難しさは何かありますか?

三好 店舗で手にとっていただけない分、認知していただくのが難しいという面はあります。だからこそ、広告施策には力を入れていますが、重要なのは、高品質な製品をつくり、お客様の信用を得て、リピーターを増やすよう取り組んでいくことだと思っています。

──以前は手作業で梱包をされていたそうですが、いつごろから自動化を計画されたのでしょう。

三好 1年半ほど前ですね。自社で従業員が手作業で1つひとつ包装してから箱に梱包していたのですが、年々販売数が増え、セールになると大変になってきていました。普段の発送量は1日500件程度でも、セール時には1日最大3000件にもなることがあります。そこで、従業員の梱包作業の負担を減らし、繁忙期でも無理なく対応できる環境づくりを目指そうと考え、「CARGOWELL」の導入を決めました。

「従業員の梱包作業の負担を減らし、繁忙期でも無理なく対応できる環境づくりを目指そうと考え、導入を決めた」という三好社長

 

メール便に宅急便…CARGOWELLは多様な発送方法に対応

──自動梱包機を導入するにあたりどのような要望がありましたか?

三好 2つありました。1つはメール便や宅急便コンパクトなど、様々な配送方法に対応できるようにしたいということ。もう1つは、商品が箱の中でガサガサと動かないように固定することです。特に2つ目は化粧品の容器のサイズが異なるので、どうしたら内部で動かず発送できるかという点をダイワハイテックスさんに何度もご相談させていただきました。

──1つ目のご要望について、CARGOWELLはどのように多様な配送種別への対応をしているのでしょう。

ダイワハイテックス 通販支援事業部 山本拓之輔氏(以下、山本) CARGOWELLには「メール便自動梱包システム(PAS-Line)」と「箱シュリンク梱包システム(BOS-Line)」の2種類があり、今回はその2つのラインを合体させることで、多様な配送種別に1台で対応できるようにしました。仕組みとしては、まず発送する商品にシュリンクをかけ固定し、その後、サイズを自動判別し配送方法ごとに各梱包ラインに仕分け・梱包をするという流れになります。

メール便型と宅急便型のラインを組み合わせるというのは、当社としても新しいカスタマイズで、基礎化粧品研究所さんのご要望にも応えることができたのではないかと思っています。

──ニーズに合わせて自動梱包ラインのカスタマイズができると、自社の業務に適した機械が導入できそうですね。

三好 もちろんこうしたカスタマイズも魅力ですが、異なる形状の商品でも作業者が形状やサイズを気にせず安定的に梱包できる点もポイントになりました。

 

 

CARGOWELLの自動梱包ラインはこちら

 

配送中の商品の破損を防ぐ梱包

──それが2つ目のご要望である、サイズや形状が異なる商品でも破損がないようにしっかりと固定できる点ですね。具体的にどういった工夫がなされているのでしょう。

販売戦略部の鈴木麻見氏(以下、鈴木) シュリンク包装により商品と台紙をしっかりと固定することで商品の破損を防ぐことができます。手作業のときは、商品1つ1つに緩衝材を巻いた上で梱包していましたが、シュリンクをすることで緩衝材を使用することなくより頑丈に梱包することが可能となりました。

──ダイワハイテックス様側では破損を防ぐためにどのような工夫をされましたか。

山本 基礎化粧品研究所様の場合、ボトルなど転がりやすい商品が多いため、転がらずに固定できるように、ただシュリンクをするだけではなく、切れ目をいれた台紙でさらに支えるようにし、資材にも一工夫をしました。

 

サポート体制が整っていることが決め手

──今や欠かせないものと思いますが、梱包ラインを導入する際に不安なことはありませんでしたか。

三好 一番の不安はセール時に機械が止まったりしないか、ということでした。セール時に梱包機が壊れて発送できず、お客様にご迷惑をおかけすることだけは避けたいと思っていましたし、今も思っています。その点、ダイワハイテックスさんは関西にも拠点があり、困り事があればすぐに駆けつけてくれたり、オンラインで対応してくれたりします。安心して機械を稼働できるアフターサポートの体制が整っていることは、導入の決め手となりました。

鈴木 例えば機械にエラー表示が出た際にダイワハイテックスさんにご連絡すると、電話でも適切に操作方法を教えてもらえますので、私たちのほうですぐに対応できることもあります。もちろん、必要に応じて直接来てくれますし、いつも的確に操作を教えてもらえますので、解決が早く、それがまた安心につながっています。

「ダイワハイテックスさんはいつも的確に操作を教えてくださる」と鈴木氏

 

自動梱包で働きやすさ向上、そして顧客満足度もアップ

──実際に自動梱包ラインを導入したことで、コスト削減効果や業務の変化などはありましたか。

三好 これまでセール時には短期で派遣社員の方を雇用し、梱包作業に当たっていただいていましたが、導入後は自社の社員だけで遅れなく出荷できるようになりました。また、CARGOWELLの導入で梱包の自動化ができたことで、梱包スピードが早くなり、ピッキングなどの業務に以前より時間をさける様になったことも大きいですね。梱包の自動化による梱包効率の向上は、働きやすい環境づくりにもつながると思っています。

──導入後、お客様からの反応に何か変化はありましたか?

鈴木 お客様からのコメント欄に「以前よりも梱包が手厚くなった」という声が寄せられるようになりました。シュリンク包装によりしっかりと固定されているため商品がずれたり、破損したりといった不安が相当軽減されました。お届けした商品の破損は、信用をなくす大きな要因となりえます。発送中の破損をこちら側で未然に防ぐことが、お客様の信用にもつながることを改めて実感しました。一生懸命作っている商品ですから、発送時の破損が原因でお客様の信用を損ねてしまうようなことだけは、避けたいと思っています。

メーカーだからこそ細かなニーズに応えられる

──今後、CARGOWELLに期待していることを教えてください。

鈴木 商品をラインに乗せた時に重量や厚みを計れるような機能があればいいなと思います。今当社では、様々な配送キャリアの導入を検討しており、厚みや重量に制限がある場合、そのような機能があると嬉しいですね。

山本 実際に厚みを検知して仕分けを行う機能も実績がございます。当社では機械の設計や組み立てを自社でおこなっているため、導入後においても機械のカスタマイズが柔軟に行えます。また、機械の制御をするシステムエンジニアも在籍しているので、細やかなニーズにまで素早く対応することができます。

──導入前だけでなく、導入後も現場に合わせてカスタマイズできることも大きな利点ですね。CARGOWELL導入から運用まで、寄り添ってくれる山本様のように、親身になってくれる担当者の存在も重要そうです。

三好 山本様の印象はとてもよく、安心して頼むことができました。導入を検討しているとき機能や費用のことなど、親身になって相談させていただきました。導入を計画している多様な配送キャリアについての要望など、今後も相談させていただきたいです。

※記事・画像ともにECのミカタ提供

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