製函機とは?種類・選び方と最新機種のご紹介

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物流や通販の現場で欠かせない「製函機」。製函機とは、段ボールを組み立てて箱の形にするための機械のことです。EC市場の拡大や物流量の増加に伴い、製函機の導入は効率化のためにますます重要になっています。しかし「製函機」と一口に言っても種類や機能はさまざまで、自社に合うものをどう選べばよいか悩む方も少なくありません。
本記事では、製函機の基本知識から種類、導入メリット、選び方のポイント、そして最新の課題解決型機種である「ランダム半自動製函機」まで詳しく解説します。








製函機とは?基本的な仕組みと役割

製函機は、平らに折り畳まれた段ボールシートを組み立てて「箱」の形にするための装置です。多くの製函機は、折りたたまれた段ボールを立体的に展開し、フラップを折り込んでテープ貼りまたは糊付けを行います。作業者が手作業で組み立てるとどうしても時間がかかり、仕上がりにばらつきが出てしまいますが、製函機を使えば、誰でも短時間で均一に箱を組み立てられるため、物流現場・通販倉庫・食品工場・製造業の梱包ラインなど幅広い分野で活用されています。



 

製函機を導入するメリット

製函機の導入には多くのメリットがあります。代表的なものは以下の通りです。

作業効率の大幅アップ
手作業で行う場合1人で約数20秒かかる作業が、製函機を導入することで5~6秒に短縮できます。また、段ボールを製函機を使用すれば作業者は箱をセットするだけなので、作業者の負担も軽減することができます。


コスト削減
人件費や作業時間を削減でき、繁忙期でも安定稼働することができます。また、作業効率のためワンタッチ箱を使用している場合は、A式の段ボールを使う事で資材コストも削減することができます。

品質の安定化
誰が操作しても仕上がりが一定になり、梱包不良を防ぐことができます。


このように、製函機は単なる作業補助ではなく、事業成長を支える投資として位置づけられています。


製函機の主な種類と特徴

製函機には大きく分けて以下の種類があります。

半自動製函機

段ボールのセットまでは手作業ですが、折り込みやテープ貼りなどを機械が行います。作業効率を大幅に向上できるため、中小規模のEC事業者で導入が進んでいます。



全自動製函機

段ボール供給から組み立て、底貼りまで全自動で行います。大量出荷を行う大規模倉庫や工場に適しており、初期投資は高額ですが、省人化効果は絶大です。


特殊機能付き製函機
サイズ可変対応、ホットメルト糊付け対応など、特殊な仕様に対応した機種もあります。



製函機の選び方のポイント

どの製函機を導入するかを決める際は、以下の視点が重要です。

  • 段ボールサイズ・種類の対応範囲:自社で扱う箱のサイズが限定的か、多種多様かによって選ぶ機械が変わります。
  • 導入コストとランニングコスト:初期費用に加え、消耗品やメンテナンス費用も考慮する必要があります。
  • 作業量・人員体制:1日の出荷量や繁忙期の負荷に応じて、自動化の度合いを検討しましょう。
  • 将来の拡張性:事業拡大に伴い段ボールサイズが増える可能性がある場合は、柔軟に対応できる機種が望ましいです。


製函機導入でよくある課題

実際に導入した現場でよく耳にする課題としては、次のようなものがあります。

  • 段ボールサイズが複数あり、段取り替えに手間がかる
  • 作業場のスペースが限られており、大型機械は置けない

こうした課題をクリアできるかどうかが、製函機選びの重要なポイントになります。



解決策のひとつ:「ランダム半自動製函機」という選択肢

そんな課題を解決できるのが、「ランダム半自動製函機」です。

ダイワハイテックスのランダム半自動製函機は、幅が違う箱でも段取り替え不要で製函できるのが大きな特長です。通常の製函機では段ボールサイズが変わるたびに調整が必要ですが、この機械はランダムに異なるサイズが流れてきてもスムーズに処理できます。



ランダム半自動製函機の特徴

①異なるサイズの段ボールでも段取り替え不要

②省スペース設計・100vで、既存の作業場にも導入しやすい

③中小規模の物流・通販事業者に特に適しており、繁忙期の作業負荷を大幅に軽減できる



このように、ランダム半自動製函機は「複数サイズの段ボールを使う現場の悩み」を解決する強力な選択肢です。

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まとめ

製函機は物流や通販現場の効率化に欠かせない存在です。しかし種類や機能は多岐にわたり、自社に合ったものを選ぶことが重要です。

  • 大量出荷を行うなら全自動製函機

  • 小規模・低コスト重視なら手動・半自動製函機

  • 複数サイズの段ボールを扱うならランダム半自動製函機

自社の課題や将来の展望を見据えて、最適な機械を導入することが成功への第一歩となります。

もし「サイズ違いの箱を効率よく組み立てたい」「段取り替えの手間をなくしたい」とお考えなら、ぜひランダム半自動製函機の導入をご検討ください。

 

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