
更新日 2026-06-28
※記事内の画像は一部生成AIを使用し作成しています
ネコポスのサイズと重さの最新規定を、早見表でまとめて解説します。EC運営者や製造業の物流担当者に向けて、厚さ3cmや重さ1kgの正しい測り方、規格を超えたときの対処法、そして出荷を効率化する梱包の工夫まで、まとめて分かります。
ネコポスのサイズ・重さ・厚さ早見表【結論】

ネコポスで送れるかどうかは、サイズと厚さと重さの条件をすべて満たすかで決まります。まずは現行の規定を早見表で確認しておきましょう。
| 項目 | 規定 |
| 長辺 | 34cm以内 |
| 3辺の合計 | 60cm以内 |
| 厚さ | 3cm以内 |
| 最小サイズ | 縦23cm × 横11.5cm |
| 重さ | 1kg以内 |
| 受け取り方法 | ポスト投函(置き配にも対応) |
注意したいのは、これらの条件を同時にすべて満たす必要があるという点です。次の3つのうち1つでも外れると、ネコポスとしては受け付けられません。
- 長辺は34cm以内に収め、3辺の合計も60cm以内に抑えます
- 厚さは3cm以内とし、最小サイズの縦23cm・横11.5cmを下回らないようにします
- 重さは梱包材を含めた総重量で1kg以内に収めます
サイズ・重さ・厚さの規定と正しい測り方
数字を知っていても、測り方を誤ると現場で超過が起こります。ここでは重さ、厚さ、サイズの順に、つまずきやすいポイントを整理します。
重さは「梱包材込み」で1kg以内
判定の対象は商品そのものではなく、緩衝材や封筒、箱、ラベルを加えた荷物全体の重さです。
商品が軽くても、緩衝材を厚めに入れると合計で1kgに近づいてしまいます。発送前には、梱包を終えた状態で重さを量る習慣をつけておくと安心でしょう。
とくに小さな商品を大きめの箱で送るときは、見た目以上に総重量が増えやすいため、注意が必要です。
厚さ3cmは「最も厚い部分」で測る
厚さは荷物の最も厚い部分で測ります。平らな面に置き、定規や測定用のスケールを当てて確認しましょう。
気をつけたいのは、梱包の直後は3cm以内でも、あとから超えてしまうケースがある点です。現場で厚さ超過につながりやすい原因には、次のようなものがあります。
- 緩衝材が時間とともに元の厚みへ戻り、わずかに膨らみます
- テープや封の重なりで段差ができ、最厚部が基準を超えます
- 搬送中に中身が動いて、形が変わってしまいます
このうち段差や膨らみは、梱包機を設計してきた立場から見ても見落とされやすいポイントです。封の方式や固定の仕方を整えるだけで、厚みは大きく安定します。
厚みを抑えるには、緩衝材の空気をできるだけ抜き、薄手の資材を選ぶことが基本です。中身が動かないようにテープで軽く固定し、全体を平たく整えると、計測時の超過を防ぎやすくなります。
サイズは上限と下限の両方を確認する
サイズは大きすぎても小さすぎても利用できません。最大と最小の基準を表で押さえておきましょう。
| 区分 | 基準 |
| 最大サイズ | 長辺34cm以内、かつ3辺合計60cm以内 |
| 最小サイズ | 縦23cm × 横11.5cm |
長辺だけ、または合計だけを見て判断すると見落としが起こります。小さな商品を送るときは、台紙やひと回り大きな封筒で最小サイズを確保する工夫も求められます。
箱や封筒を選ぶ際は、外寸と内寸の違いも意識してください。中身が収まる内寸を確保しながら、外寸が規格に収まる資材を選ぶと、サイズ超過を避けやすくなります。
現行ルールはここが変わった

ネコポスはリニューアルで対応サイズが広がり、置き配にも対応しました。古い情報のまま運用していると、本来そのまま送れる荷物を大きな区分で出してしまう可能性があります。
| 項目 | 以前の目安 | 現行 |
| サイズ | 角形A4程度(縦31.2cm×横22.8cm) | 長辺34cm・3辺合計60cm以内 |
| 厚さ | 2.5cm基準(特約で3cmまで) | 3cm以内 |
| 重さ | 1kg以内 | 1kg以内(変更なし) |
| 受け取り | ポスト投函 | ポスト投函と置き配 |
最新の基準に合わせて梱包設計を見直すと、送料の最適化につながります。サイズが広がったことで、これまで大きな区分で送っていた荷物の一部を、ネコポスへ切り替えられる可能性もあります。置き配に対応したことで、不在による持ち戻りが減り、再配達の手間も軽くなると考えられます。
サイズや重さを超えたらどうなる
規格を超えた荷物は、ネコポスとしては扱えなくなります。超過時に起きることと、防ぐための手順を確認しておきましょう。
規定を超えた荷物は、通常の宅配便の区分での扱いに切り替わります。提携するフリマやオークションのサイト経由で発送した場合は、宅配便の送料が差し引かれ、想定より負担が大きくなってしまいます。
また、荷物の計測は受付の場所によって扱いが変わります。配送拠点では計測される場合が多い一方、それ以外の受付場所では、その場で測らないこともあります。受付の時点で通っても、後の工程で規格外と判定され、区分が変更されることがある点に注意が必要です。想定外の送料負担や、取引画面での追跡番号の変更につながることもあるため、事前の確認が欠かせません。
超過を防ぐには、発送前に次の手順で確認するのが確実です。
- 長辺と3辺の合計が、それぞれ34cm・60cm以内に収まっているかを測ります
- 最も厚い部分が3cm以内かどうかを、平らな面に置いて確かめます
- 梱包材を含めた重さが1kg以内かどうかを量ります
料金と利用条件の基本
利用前に、料金の考え方と使える対象を押さえておきましょう。条件を知っておくと、発送方法を選ぶときに迷いません。
- 提携サイト経由の送料は、全国一律で設定されています
- 事業者が契約して使う場合の料金は、契約内容によって変わります
- 配送中の破損や紛失への補償には、一定額までの上限があります
- 直接利用できるのは契約した法人や個人事業主で、個人は提携サイト経由に限られます
自社の出荷で恒常的に使いたい場合は、契約による利用を検討する流れになります。発送量の見通しを踏まえて、自社に合った使い方を選ぶことが大切です。
事業者が超過を防ぎ出荷を効率化する方法

発送件数が多い事業者ほど、規格を安定して満たし続けることが課題になります。ここでは梱包の標準化と工程の自動化という二つの観点から、現実的な打ち手を紹介します。
梱包を標準化して超過とコストを抑える
担当者ごとに梱包の仕方が違うと、寸法や重さにばらつきが出て、超過や差し戻しが起こりやすくなります。規格内に収まる箱や封筒を標準仕様として決めておくと、サイズ超過による区分変更を防げます。
区分が変わると送料が上がるため、梱包設計を最適化することは、そのまま配送コストの削減につながります。検品、計量、梱包の手順を分けて定めておくと、確認漏れも減らせるはずです。梱包仕様を文書として残し、誰が作業しても同じ仕上がりになる状態をつくることが、超過を減らす近道になります。
梱包工程を自動化して処理量を上げる
件数が一定の規模を超えると、人手による梱包では速度と品質の両立が難しくなります。封入から封かん、ラベル貼付までを一連で処理する自動梱包ラインを導入すると、省人化とミスの削減を同時に進められます。一定の品質で大量の荷物を処理できるため、繁忙期の物量変動にも対応しやすくなります。
梱包ラインを手がけてきた経験から、規格内に安定して収めるうえで効きやすいポイントを補足します。
- メール便のような薄物では、梱包の速度がそのまま出荷能力の上限を決めます
- 糊で封をする方式は段差が出にくく、厚さを基準内で安定させやすくなります
- フィルムで中身を固定する方式なら、緩衝材を減らして寸法のばらつきを抑えられます
薄物・小型のメール便を高速で梱包したい現場に向くのが、次のシステムです。

箱型でメール便の最大サイズまで対応し、仕上がりの美しさも重視したい場合には、糊付け方式のラインが選択肢になります。

規格を超えて宅配便の区分で送る荷物には、フィルムで中身を固定し緩衝材を減らす梱包方式が有効です。

導入の効果を具体的に知りたい場合は、事例をまとめた資料が参考になります。
よくある質問
ネコポスのサイズと重さについて、寄せられやすい疑問をまとめました。発送前の最終確認に役立ちます。
Q. 厚さがギリギリのときはどうすればよいですか
平たく梱包して空気を抜き、測定ゲートを通る状態に整えてください。不安が残る場合は、配送拠点で計測してもらってから発送すると確実になります。
Q. 最小サイズを下回るときはどうなりますか
規格の最小サイズを下回ると利用できません。台紙を入れたり、規定を満たす封筒に変えたりして、サイズを確保しましょう。
Q. 重さは梱包材も含めて量るのですか
梱包材を含めた荷物全体の総重量で判定します。発送する状態の重さで1kg以内に収めてください。
Q. 規格外になった荷物はどう扱われますか
通常の宅配便の区分に切り替わり、その区分の送料が適用されます。提携サイト経由では差額が差し引かれるため、事前の確認が欠かせません。
Q. 個人でも利用できますか
提携するフリマやオークションのサイト経由であれば、個人でも利用できます。自社の出荷で直接使う場合は、契約による利用を検討してみてください。
まとめ
ネコポスを上手に活用する鍵は、現行の規定を正しく押さえ、発送前に確認する習慣を持つことにあります。最後に要点を整理します。
- 厚さ3cm・重さ1kg・長辺34cm・3辺合計60cm以内を、梱包材込みで同時に満たします
- 規格を超えると宅配便の区分に切り替わり、送料の負担が増えます
- 事業者は梱包の標準化と工程の自動化で、超過防止とコスト削減を両立できます
出荷の効率化に課題を感じている場合は、自社の状況に合わせて一度相談してみるのがおすすめです。





