シュリンク包装機とは?種類・選び方・費用を物流のプロが徹底解説

case

  1. 通販物流の自動梱包機(ライン) カーゴウェル(CARGOWELL)
  2. 記事一覧
  3. コラム
  4. シュリンク包装機とは?種類・選び方・費用を物流のプロが徹底解説

更新日 2026-04-27

シュリンク包装機の種類と選び方・費用を物流のプロが徹底解説する記事のアイキャッチ画像

※記事内の画像は一部生成AIを使用し作成しています

シュリンク包装機は種類が多く、自社に合う一台を見極めるのは簡単ではありません。この記事ではEC運営者や物流担当者の方に向けて、選び方・費用・導入の進め方を整理してお伝えします。読み終える頃には、自社の出荷量や商品に合うタイプを迷わず判断できるようになります。

目次

シュリンク包装機とは?基本の仕組みと役割

はじめに、シュリンク包装機の基本的な仕組みと、よく混同される用語との違いを整理しておきましょう。この前提を押さえておくと、後の章で扱う種類や選び方の理解が一気に進みます。

シュリンク包装された商品が倉庫に保管されている様子

シュリンク包装機の定義と仕組み

シュリンク包装機とは、熱で収縮する特殊なフィルムを商品に密着させるための機械です。語源は英語の「shrink(縮む)」で、フィルムをかぶせた商品に熱を加えると、フィルムが縮んで商品にぴったり沿う仕上がりになります。

機械の構造は、大きく以下の2つのパーツで構成されています。

  • シール部:フィルムの端を溶着・切断する工程
  • シュリンクトンネル:熱を加えてフィルムを収縮させる工程

ペットボトルのラベル、書籍、CD、化粧品、医薬品、日用品など、私たちの身の回りの多くの商品にシュリンク包装は活用されています。

類似用語との違いを整理

検討時に混乱を招きやすいのが、類似する機械の呼称です。下の表で主要な用語の違いを整理しました。

用語 意味 主な工程
包装機 商品をフィルムや袋、箱などに封入する機械 包装
シュリンク包装機 熱収縮フィルムで商品を密着包装する機械(包装機の一種) 包装
梱包機・結束機 包装後の荷物をPPバンドなどで結束する機械 結束
自動梱包ライン 商品の投入から封入・封かん・ラベル貼付までを一貫自動化する設備 通販物流の梱包

シュリンク包装機は「包装」の工程で使う機械であり、「結束」を担う梱包機とは別物です。この違いを前提に読み進めると、各章の内容がつながりやすくなります。

シュリンク包装機でできる5つのこと

シュリンク包装機は単に「包む」だけの機械ではなく、現場に応じて複数の役割を担います。代表的な用途は以下の5つです。

  • 商品の保護:汚れ・傷・異物混入を防ぎ、耐寒性・耐水性も高める
  • 改ざん・開封防止:破れた痕跡が残るため未開封の証明になる
  • 輸送時の商品固定:ダンボールパッドと組み合わせて荷崩れを防ぐ
  • 集積包装:複数商品をまとめて1つのパッケージにできる
  • デザイン性・販促力向上:印刷フィルムを使い商品ラベルとして機能させる

特に通販物流の現場では「輸送時の商品固定」と「集積包装」の用途が伸びています。緩衝材の使用量を減らせるため資材費の削減につながり、開封時の見栄えも向上するからです。

シュリンク包装機の種類【3つの分類軸で整理】

シュリンク包装機は、分類軸によって呼び方や特徴が変わります。ここでは「加熱方式」「設置形態」「自動化レベル」の3軸で整理します。自社に必要なタイプを絞り込むフレームとしてご活用ください。

加熱方式による分類

シュリンクトンネル内でフィルムを収縮させる加熱方式は、主に3種類あります。

方式 特徴 向いている現場
蒸気式 蒸気熱でフィルムを収縮。仕上がりが美しい 高品質な仕上がりが求められる食品・医薬品
熱風式 一方向から熱風を当てて収縮。機械がコンパクト 汎用用途、コストを抑えたい現場
熱旋風式 熱風を旋回させ全方向から均一に加熱 異形容器、仕上がりのムラを抑えたい商品

設置形態による分類

設置スペースや出荷量に応じて、以下の4タイプから選びます。

  • 卓上型:作業台に載る小型タイプ。スポット的な包装作業に向く
  • トンネル型:シール部とトンネルが分離した汎用タイプ
  • 一体型:シール部とトンネルが1台に収まったコンパクトタイプ
  • ライン組込型:自動梱包ラインや生産ラインに組み込む大型設備

自動化レベルによる分類

1日の包装数量に応じて、適した自動化レベルが決まります。

  • 手動タイプ:フィルムの装着からトンネル投入まで作業者が行う。小ロット・多品種向き
  • 半自動タイプ:シールやフィルム送り出しなど一部工程が機械化。生産性と柔軟性のバランス型
  • 自動タイプ:フィルム装着からトンネル通過までをすべて機械が担う。大量処理向き

包装形態別の対応機

商品のどこを覆うかによって、対応する機械のタイプが変わります。

包装形態 覆う範囲 主な用途
L型シュリンク 商品全体 箱物・書籍・文具など直方体の商品
ピローシュリンク 商品全体 カップ麺・菓子パンなど円筒形・長方形
ラベルシュリンク ボトル側面 飲料ボトル・弁当容器の側面ラベル
キャップシュリンク 容器キャップ部 調味料や医薬品の開封防止
Rシュリンク 底面以外 シャンプーなど曲面の多い容器

シュリンク包装機の選び方【5つの判断軸】

種類を理解したら、次は自社に合う一台を選ぶ段階です。これまで多くの現場の包装機選定を支援してきた経験から、判断に外せない軸をお伝えします。以下の5つの順番でチェックすると、候補を効率よく絞り込めます。

シュリンク包装機の選定基準をチェックするイメージ

  1. 1日の包装数量で絞る
  2. 商品の形状・サイズで絞る
  3. 設置スペースと電源環境で絞る
  4. 仕上がり品質への要求レベルで絞る
  5. 予算と投資回収期間で決める

判断軸1 1日の包装数量

もっとも重要な判断軸が、1日あたりの包装数量です。数量を過小評価すると生産性不足に、過大評価すると過剰投資につながるため、現状だけでなく将来の成長も見越して判断します。

1日の包装数量 適したタイプ 主な導入シーン
〜50個 卓上型・手動機・工業用ドライヤー スポット用途・小規模事業者
50〜300個 卓上トンネル型・小型トンネル型 小〜中規模EC・3PLの手直し用
300〜1,000個 半自動機・自動機 中規模通販・メーカー物流部門
1,000個以上 自動梱包ライン組込型 大規模EC・大手通販物流

判断軸2 商品の形状・サイズ

商品の寸法(縦×横×高さ)と形状によって、適合する機械は変わります。箱物はL型シュリンク対応機、円筒形や長方形はピローシュリンク機、ボトル類はラベルシュリンク機というように、形態と機械を一致させる必要があります。

特に見落とされがちなのが商品の高さです。シール部やトンネルの通過可能な高さに商品が収まるか、事前のスペック確認が欠かせません。

判断軸3 設置スペースと電源環境

シュリンク包装機は機種によって電源要件が異なります。下の表で要件を整理しました。

電源 対応する機械 導入のしやすさ
100V(家庭用) 小型卓上機・コンパクトトンネル機 電気工事不要ですぐに導入可能
200V(動力) 中型以上のトンネル機・自動機 電源容量と電気工事の確認が必要

設置スペースは機械本体の寸法だけでなく、商品の投入・取り出し・冷却のための前後スペースも含めた実効サイズで見積もることが重要です。

判断軸4 仕上がり品質への要求レベル

ECや通販での販売商品、ギフト用途など、見栄えが売上に直結する現場では、仕上がり品質の要求レベルが上がります。シワやツノ(フィルムの残り)を最小限に抑えるには、加熱方式や温度制御の精度が鍵となります。

熱旋風式や2WAY加熱(ヒーターを2系統で制御する方式)を採用した機種は仕上がりが美しく、化粧品や高単価商品の包装に向いています。逆に、内部パーツの固定など「見えない箇所」の包装であれば、コスト重視で仕様を抑える選択も合理的です。

判断軸5 予算と投資回収期間

本体価格だけを見るのではなく、削減できる人件費・資材費・破損率とあわせて総合的な投資回収シミュレーションを行います。

たとえば、ヒートガンによる手作業から卓上型のシュリンク包装機に切り替えるだけで、1人あたりの作業時間は大きく短縮されます。月あたりの作業時間削減量に人件費単価を掛けて年間削減額を算出し、本体価格と比較することで回収期間の目安が見えてきます。

シュリンク包装機の導入費用の目安

シュリンク包装機の価格は、タイプや仕様によって大きな幅があります。本体価格の目安と、見落とされやすいランニングコストをあわせて整理します。

タイプ別の本体価格の相場

タイプ 本体価格の目安 主な特徴
卓上型・小型 数万円〜数十万円 100V電源対応、初期投資を抑えられる
半自動 数十万円〜100万円台後半 スピードと柔軟性のバランス型
自動 数百万円〜1,000万円超 フィルム装着からトンネル通過まで自動化
ライン組込型 数千万円規模 周辺設備と連携した総合的な梱包自動化

本体以外にかかる費用(ランニングコスト)

機械を導入した後も、運用にはさまざまなコストがかかります。これらを総保有コスト(TCO)として試算しておくことで、本体価格だけでは見えない違いが浮かび上がります。

  • シュリンクフィルム代:包装1件あたり数円〜十数円の原材料費
  • 消耗部材費:シール部のヒーター線やテフロンシートなど
  • 電気代:加熱機構の稼働時間とヒーター容量に比例
  • メンテナンス費:定期点検・保守契約・部品交換など

多くの相談現場では「本体価格は安いが、フィルム代が高くて結果的に高くついた」というケースも見られます。長期的には5年間のTCOで比較すると判断を誤りにくくなります。

シュリンクフィルムの種類と選び方

シュリンク包装の仕上がりは、機械と同じくらいフィルムの選定に左右されます。主要なフィルムの特性と、商品別の選定基準を見ていきましょう。

主要なシュリンクフィルム5種類

フィルム 長所 短所
POF ツノ・シワが出にくく美しい仕上がり、低温収縮、強度高め 価格がやや高め
PVC コシが強く、低温収縮、電気絶縁性に優れる 自然収縮を起こしやすい、空間シール面が破れやすい
PE 接着強度が高く、弾力性・寸法安定性に優れる 透明度が低い、収縮に時間がかかる
PET 接着強度と透明度が高い 開封しにくい、加工が難しい
PP 柔らかい仕上がり、印刷加工しやすい、耐寒・防熱性 自然収縮を起こしやすい

商品特性別のフィルム選定早見表

実際の現場で相談が多い商品カテゴリ別に、推奨フィルムと理由をまとめました。

商品カテゴリ 重視ポイント 推奨フィルム 選定理由
食品・医薬品 衛生・仕上がり POF ツノ・シワが出にくい
化粧品 高級感・透明度 PET/POF 透明度が高く商品価値を損なわない
書籍・CD コスト・強度 PP/PE 耐久性と価格のバランス
重量物・集積包装 強度・固定力 PE 接着強度と弾力性が高い
異形・曲面容器 密着性 POF/PVC 低温収縮で形状に沿う

シュリンク包装機を導入するメリット・デメリット

導入判断の前に、メリットとデメリットを整理しておきます。両面を理解したうえで判断することで、導入後のミスマッチを防げます。

導入メリット

  • 作業効率の大幅向上:手作業と比べて単位時間あたりの包装件数が数倍に
  • 仕上がりの均一化:人によるばらつきが減り商品価値が安定
  • 資材費・人件費の削減:緩衝材使用量の削減と人員の配置転換が可能
  • 品質管理・ブランド保護:改ざん防止と異物混入防止を同時に実現

デメリットと注意点

  • 初期投資が発生する:機種により数万円〜数千万円の差があり事前試算が必要
  • 設置スペースの確保:前後のクリアランスや熱放出も考慮した実効スペースが必要
  • 熱に弱い商品は適さない:チョコレートや低融点プラスチックは事前テストで確認

特に熱に弱い商品を扱う現場では、導入前の包装テストが欠かせません。実際に数社の現場で、テスト段階で不適合が判明し、フィルム種類や加熱方式の変更で解決できた事例があります。

【現場事例】シュリンク包装機で解決できた3つの課題

ここでは実際の導入現場で見られた課題と、シュリンク包装機による解決のパターンを3つ紹介します。自社の状況に近い事例があれば、検討の参考にしてみてください。

事例1 3PL現場:入荷時の破れを再シュリンクで手直し

複数荷主の商品を扱う3PL企業では、入荷時にシュリンクフィルムが破損している荷物が一定の割合で発生します。そのまま発送すれば品質クレームにつながるため、再シュリンクによる手直しが求められていました。

手作業では時間がかかり人員を固定化してしまうことが課題でしたが、小型のシュリンク包装機を1台導入することで、破れた荷物をその場で再包装できる体制が整い、作業時間の短縮と品質の安定化を両立できています。

事例2 化粧品EC:外装シュリンクで商品価値と返品率を改善

単価が高く外装の状態が購入者の満足度に直結する化粧品では、輸送中の箱の擦れや汚れが大きな問題となります。

外装にシュリンク包装を施すことで、箱の美観を保ったまま配送できるようになり、「箱が汚れていた」という理由の返品・交換依頼が減少したという相談事例もあります。結果として、顧客満足度の向上と返品処理コストの削減の両面で効果が出ています。

事例3 文房具通販:ダンボールパッド併用で資材費を削減

ペンや細かな文房具など、小さな商品を複数同梱する通販現場では、箱の中で商品が動かないよう大量の緩衝材を使用するケースが一般的でした。

ダンボールパッドの上に商品を配置してシュリンク包装で固定する方式に変更した結果、緩衝材の使用量を大幅に削減でき、資材費の圧縮に成功しています。あわせて開封時の見栄えも向上し、ブランドイメージの改善にもつながっています。

シュリンク包装機の導入を成功させる進め方

導入プロジェクトを成功させるための進め方を、4つのステップで整理します。

ステップ1 課題と要件の整理

最初に行うのは、解決したい課題と達成したい要件の明確化です。数値で言語化しておくと、機種選定の優先順位が定まります。

  • 1人1時間あたりの包装件数を◯個から◯個へ
  • 不良率を◯%以下に
  • 年間資材費を◯円削減

ステップ2 サンプル包装テストとデモ機確認

カタログスペックだけで機種を選ぶと、運用後に「思っていた仕上がりと違う」「想定の数量が出ない」といったミスマッチが起こりがちです。

導入前には、実際の商品を使ったサンプル包装テストを必ず実施することをおすすめします。ダイワハイテックスでも、包装したい商品をお送りいただければ、こちらでシュリンク包装サンプルを作成して返送するサービスを提供しています。現場でのデモ機貸出しにも対応しているため、実物ベースでの検証が可能です。

このステップを経ることで、仕上がり品質、操作性、作業者の熟練度による差など、カタログでは分からない違いを事前に把握できます。

ステップ3 見積もり比較と投資判断

見積もりを比較する際は、本体価格だけでなく以下の費用も合算して判断します。

  • 設置工事費
  • 消耗品・フィルムの初期購入費
  • メンテナンス契約費
  • 保証条件による差額

5年間の総保有コスト(TCO)と、削減できるコスト(人件費・資材費・破損率改善)を天秤にかけることで、投資判断の精度が上がります。

ステップ4 設置・オペレーター教育・運用開始

機械が届いてからも、運用が軌道に乗るまでには一定の立ち上げ期間が必要です。複数シフトが稼働する現場では、シフトごとに教育の機会を設け、標準的な操作手順(SOP)を文書化しておくと、作業者が変わっても品質がぶれにくくなります。

通販物流で伸びる「シュリンク包装ライン化」という選択肢

ここまで単体機のシュリンク包装機を中心に解説してきましたが、通販物流の領域では「ライン化」というもう一つの選択肢があります。出荷量が一定規模を超える現場では、単体機ではなくラインとしてシュリンク包装を組み込む動きが広がっています。

EC向けシュリンク包装ラインでフルフィルメントする様子

単体機で対応しきれなくなる出荷量の目安

一般的に、1日あたりの出荷量が300件を超えると、単体機の運用では人員配置やスピードの面で限界が見え始めます。1,000件を超える現場では、作業者を増やしても包装工程がボトルネックとなり、梱包全体のスループットが頭打ちになるケースが少なくありません。

この段階に達したら、シュリンク包装を単独工程として切り出すのではなく、商品投入から封かん・ラベル貼付までを自動化するラインへの組み込みを検討するタイミングです。

自動梱包ラインに組み込むシュリンク包装の特徴

自動梱包ラインにシュリンク包装を組み込む方式では、商品の投入から包装、宛先ラベルの貼付までが連続した工程として流れます。人手を介する工程を最小限にできるため、高い処理能力と均一な品質を同時に実現できる点が強みです。

特にEC通販では、宅配便サイズの商品をフィルムで固定するタイプの自動梱包ラインが、緩衝材の撤廃と配送中の破損防止を両立できる仕組みとして注目されています。

BOS-Line 外観

BOS-Line(ボスライン)

フィルム固定で緩衝材を完全撤廃。宅配便サイズの梱包を自動化し、資材コスト削減と配送中の破損防止を同時に実現します。

BOS-Lineの詳細を見る >

メール便サイズの商品を扱う場合は、封筒タイプの自動梱包や、糊付け(テープレス)による美しい仕上がりを実現するシステムなど、商品特性と配送種別に応じた選択肢があります。

PAS-Line 外観

PAS-Line(パスライン)

全長 3.5 mの省スペース設計で、1 時間 1,000 件の高速出荷を実現。メール便の梱包コストを最小化したい現場に最適です。

PAS-Lineの詳細を見る >
MELT-Line 外観

MELT-Line(メルトライン)

メール便最大サイズ対応。専用の糊付け(テープレス)により、美しい梱包と高い開封性を両立。ブランド価値を高める梱包ラインです。

MELT-Lineの詳細を見る >

単体機とライン化の比較

比較ポイント 単体機 ライン化
初期投資 低〜中
処理スピード
必要人員 1〜数人 最小限
設置スペース 小〜中 大(ライン全体)
向いている出荷量 〜300件/日 300件/日以上

自社にとってどちらが適しているかの判断に迷う場合は、現場を見学できる体験会への参加や、導入事例集の確認が役立ちます。類似の出荷規模・商品特性で導入された事例を見ることで、自社への適用イメージが具体的になります。

 

導入事例集

シュリンク包装機に関するよくある質問

最後に、検討時によく寄せられる質問をまとめました。

Q1 家庭用電源(100V)でも使えますか?

小型の卓上型やコンパクトなトンネル型であれば、100V電源で動作する機種があります。追加の電気工事が不要なため、事務所内や店舗のバックヤードでも設置しやすい点がメリットです。中型・大型機や自動機は200V動力電源が必要なケースが多いため、導入前に仕様の確認をおすすめします。

Q2 工業用ドライヤーとの違いは?

工業用ドライヤーは、手作業で熱風を当ててフィルムを収縮させる簡易的な方法です。導入コストは最小限ですが、仕上がりが作業者の技量に依存し、作業時間も長くなります。シュリンク包装機は熱風を均一に当てる機構を持っており、誰が作業しても一定品質で仕上がる点で大きく異なります。

Q3 食品にも使えますか?

食品にも幅広く使用されています。弁当・パン・菓子・冷凍食品などの現場で導入実績がありますが、チョコレートなど熱に弱い食品は加熱方式や温度設定に注意が必要です。衛生面を重視する現場では、ツノ・シワの少ないPOFフィルムとの組み合わせが選ばれる傾向があります。

Q4 メンテナンスの頻度は?

消耗品の代表はシール部のヒーター線とテフロンシートで、使用頻度にもよりますが数百〜数千回のシール動作ごとに交換が推奨されます。日常のメンテナンスはトンネル内の清掃とフィルムカスの除去が中心で、定期的な点検で故障の予兆を早期発見することが長期稼働のコツです。

Q5 小ロット・スポット用途でも導入する価値はありますか?

卓上型のシュリンク包装機を1台置いておくだけで、現場の柔軟性が大きく変わります。入荷時の破れ直し、単価の高い商品の個別包装、ギフト対応、季節商品の期間限定パッケージングなど、「必要なときにすぐ使える」環境が整うことで、機会損失の防止や顧客対応の質向上につながります。

まとめ|出荷量と商品特性に合った一台を選ぼう

シュリンク包装機は、商品価値の保護、作業効率化、資材コスト削減、ブランド保護など、複数の役割を担う重要な設備です。選定のポイントをあらためて整理します。

  • 3つの分類軸(加熱方式・設置形態・自動化レベル)で候補を絞る
  • 5つの判断軸(数量・形状・電源・仕上がり・予算)で最適な機種を選ぶ
  • 導入前にサンプル包装テストとデモ機確認を必ず実施する
  • 本体価格だけでなく5年間のTCOで比較する
  • 出荷量が300件/日を超えるなら自動梱包ラインへの組み込みも検討

自社の現在の課題と将来の成長を見据えて、最適な投資判断をしていきましょう。機種選定や導入プロセスで迷われた際は、実機の見学、サンプル包装のテスト、事例集の確認など、判断材料を増やすアクションが有効です。自社の商品や出荷規模に近い事例を見ることで、導入後のイメージが一気に具体化します。



おすすめ記事

    導入事例集無料ダウンロード
    YESNOチャート

    製品をご検討中の方へ

    まずはお気軽にお電話で
    お問い合わせください!

    03-3558-7513

    受付時間: 9:00〜17:00
    (土日祝祭日を除く)

    無料相談

    配送キャリアや・機械資材など
    お気軽にご相談下さい

    資料ダウンロード

    詳細資料の
    ダウンロードはこちら

    実機見学

    梱包や機器のサイズ等、
    実際の仕様をご覧いただけます

    product_cv_icon05.png

    お問い合わせ

    ご不明点などお気軽に
    お問い合わせください

    PAGETOP