物流展示会の選び方|主要展の特徴と来場成果を高める回り方を出展企業が解説

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更新日 2026-04-27

物流展示会の選び方に関する記事のアイキャッチ画像

※記事内の画像は一部生成AIを使用し作成しています

物流展示会は、人手不足や2024年問題への対応策を探すECサイト運営者や製造業、物流代行の担当者にとって、最新設備を比較検討できる貴重な場です。一方で「行ったけれど成果につながらなかった」という声も少なくありません。

この記事では、展示会に出展してきた包装機器メーカーの視点から、主要な物流展示会の特徴と自社に合う展示会の選び方、来場成果を高める具体的な回り方が分かります。

目次

物流展示会とは|来場者が得られる3つの価値

物流展示会とは、物流業界に関わる設備・システム・サービスが一堂に集まる専門イベントのことです。来場者は短時間で多くの情報を効率的に収集できます。ここでは、来場によって得られる代表的な3つの価値を紹介します。

物流展示会の会場全体と来場者の様子を示す画像

最新の物流設備・システムを一度に比較検討できる

物流展示会では、搬送機器・保管設備・梱包機・情報システムなど、幅広いカテゴリの製品が同じ会場に並びます。カタログや動画だけでは判断しにくい質感や動作も、その場で確認できる点が大きな魅力です。

複数のメーカーを1日で回れるため、比較検討にかかる時間を大幅に短縮できます。出張や個別訪問を何度も重ねる必要がなく、移動コストも抑えられます。

現場課題に直結するソリューションを実機で確認できる

多くの物流展示会では、実機デモンストレーションが行われています。動画で見るのとは異なり、処理スピードや静音性、操作性を自分の目で確かめられるのが実機展示の強みです。

展示ブースには開発担当者や技術者が常駐しているため、疑問点をその場で解消できます。自社の具体的な課題を伝えれば、適合しそうな製品を絞り込んでもらえるケースも少なくありません。

同業他社の取り組みや業界トレンドを把握できる

物流展示会では、併催セミナーや事例講演が充実しています。他社がどのような課題に向き合い、どう解決しているかを知ることで、自社の取り組みを客観的に見直すきっかけにもなります。

業界全体の方向性を把握することは、中長期の投資判断においても重要です。経営層・マネジメント層にとっても参考になる情報が得られます。

物流展示会が近年注目される背景

近年、物流展示会への関心は高まり続けています。その背景には、業界全体を揺るがす3つの構造的な変化があります。

2024年問題による輸送・現場リソースの逼迫

トラックドライバーの時間外労働に上限規制が設けられたことで、輸送能力の低下が現実的な課題となりました。限られたリソースでこれまでと同等の物量をさばくには、現場の効率化が不可欠です。

こうした背景から、自動化・省人化を実現する設備への関心が急激に高まっています。物流展示会は、解決策を横並びで検討できる貴重な機会として重視されるようになりました。

EC市場拡大による出荷件数と梱包工程の負荷増

EC市場は継続的に拡大しており、出荷1件あたりの小口化と多品種化が進んでいます。結果として、梱包・出荷工程にかかる作業負荷が年々増えているのが実情です。

人海戦術では対応しきれない物量に直面する現場が増え、自動化設備への投資検討が加速しています。展示会は、こうした現場課題を持つ担当者にとって情報源としての価値が高まっています。

自動化・DX投資の判断材料を求める企業の増加

物流DXという言葉が広く使われるようになり、経営層からも自動化投資の検討指示が出るケースが増えています。ただし投資額が大きいため、慎重な比較検討が欠かせません。

複数の選択肢を同時に見られる展示会は、社内稟議の資料作成や意思決定プロセスにおいても活用しやすい場といえます。

物流展示会の主な種類|カバーする領域で整理する

一口に物流展示会と言っても、扱うテーマや規模はさまざまです。自社に合う展示会を選ぶためには、まず種類を理解しておくことが出発点になります。

総合型|物流全領域を俯瞰できる展示会

総合型は、輸送・保管・荷役・流通加工・情報管理といった物流の全領域を網羅する展示会です。出展社数・来場者数ともに規模が大きく、業界全体のトレンドを一望できます。

自社の課題がまだ明確に絞り込めていない段階の企業や、業界動向を広く把握したい経営層に向いています。

専門特化型|DX・マテハン・EC・運輸など領域別の展示会

専門特化型は、物流DX・マテハン・EC物流・運輸安全など、特定のテーマに絞った展示会です。出展社が同じ領域に集中しているため、比較検討の精度が高くなります。

解決したい課題がはっきりしている企業ほど、専門特化型の方が効率よく情報収集できる傾向にあります。

地域密着型|関西・九州・中部など地域別の展示会

地域密着型は、特定エリアの物流事業者や製造業を対象に開催される展示会です。東京開催の大規模展と比べ、地元企業の出展が多く、地域特性に合ったソリューションに出会いやすいのが特徴です。

拠点が限られている中小企業や、近隣での商談相手を探している企業にとって訪れやすい選択肢になります。

同時開催展|製造業・小売業など関連業界と併催される展示会

近年は、製造業や小売業向けの展示会と物流展示会が同時開催されるケースが増えています。一度の来場で複数の業界情報を得られるため、時間効率の面で大きなメリットがあります。

サプライチェーン全体を見渡したい担当者や、自社の取引先業界の動向も合わせて把握したい企業に適しています。

国内で開催される主要な物流展示会

ここでは、国内で定期的に開催されている主要な物流展示会を紹介します。それぞれテーマや規模、開催地が異なるため、自社の目的に照らして検討してみてください。

国際物流総合展

国際物流総合展は、1994年から開催されている国内最大級の物流専門展示会です。東京ビッグサイトを会場に隔年で開催され、物流・ロジスティクス・サプライチェーンに関わる幅広い製品・サービスが出展します。

経営層から現場担当者まで幅広い層が来場するため、情報収集から商談まで多目的に活用できる点が特徴です。

国際物流総合展 INNOVATION EXPO

INNOVATION EXPOは、国際物流総合展の開催のない年に補完的に開催される展示会です。近年は九州・福岡などの地域開催も行われ、地元企業と都市圏企業の橋渡し役を果たしています。

毎年なんらかの形で物流総合展に触れられるよう設計されており、継続的な情報収集の場として活用されています。

関西物流展

関西物流展は、インテックス大阪で毎年春に開催される西日本最大級の物流総合展示会です。生産性向上・労働環境改善・人材不足解消をテーマに、搬送・仕分け・パレット・情報システムなど幅広い分野の展示が行われます。

西日本に拠点を持つ企業や、関西エリアの物流事業者と接点を持ちたい企業にとって重要な場となっています。

スマート物流EXPO

スマート物流EXPOは、物流DX・ロボット・カーボンニュートラルをテーマに、東京と名古屋で開催される展示会です。配送管理システム・WMS・搬送ロボットなど、デジタル領域に強みを持つ出展社が多く集まります。

自動化・IT化を本格的に検討している企業や、DX推進部門の担当者に向いています。

物流DX EXPO

物流DX EXPOは、物流業のDX化を実現するサービス・ソリューションに特化した展示会です。東京・大阪などで開催され、システム比較やDX推進の具体的なヒントを得られる場として位置づけられています。

情報システム部門や経営企画部門など、DX推進を担う担当者にとって効率的な情報収集の機会となります。

アジア・シームレス物流フォーラム

アジア・シームレス物流フォーラムは、東京流通センターで開催されるフォーラム型の物流イベントです。日本マテリアルフロー研究センターが主催し、展示と講演の両方に重点が置かれています。

マテリアルフローや物流センター運営に深く関わる担当者にとって、専門性の高い学びが得られる場です。

運輸安全・物流DX EXPO

運輸安全・物流DX EXPOは、ドライバーの健康管理・安全運行支援・配送管理システムなど、運輸業の現場課題にフォーカスした展示会です。安全対策と効率化の両面から出展社が集まります。

運送会社や、自社物流で配送部門を持つ企業の担当者に向いています。

イーコマースフェア

イーコマースフェアは、EC・通販向けのシステムや運営ノウハウに特化したイベントです。ECサイト構築システム・受注管理・在庫管理・物流代行サービスなどが出展し、EC事業者にとって実務に直結する情報が集まります。

EC事業を運営している企業や、これからEC物流を内製化・外注化しようとしている企業に適しています。

主要展示会の特徴比較表

各展示会の基本情報を一覧化しました。自社の検討段階や課題に応じた選定にご活用ください。

展示会名 開催地 開催頻度 主なテーマ 相性の良い来場者
国際物流総合展 東京ビッグサイト 隔年 物流全般の総合展 情報を広く集めたい経営層・管理層
INNOVATION EXPO 地域開催(福岡など) 隔年 物流全般の総合展 地域拠点の担当者
関西物流展 インテックス大阪 毎年 生産性向上・省人化 西日本の物流担当者
スマート物流EXPO 東京・名古屋 毎年 DX・ロボット・環境 DX推進部門
物流DX EXPO 東京・大阪 毎年 物流のDX化 情報システム部門
アジア・シームレス物流フォーラム 東京流通センター 毎年 マテリアルフロー 物流センター運営担当
運輸安全・物流DX EXPO 東京ほか 毎年 運輸安全・配送 運送会社・配送部門
イーコマースフェア 東京ほか 毎年 EC・通販向け EC事業者

自社に合う物流展示会の選び方|4つの判断軸

物流展示会は数が多く、すべてに参加するのは現実的ではありません。成果につなげるには、自社に合う展示会を絞り込むための判断軸を持つことが重要です。ここでは4つの視点を紹介します。

自社に合う物流展示会を選ぶ4つの判断軸を整理した画像

解決したい課題から選ぶ

まず最優先で考えたいのが、自社がどの領域の課題を解決したいのかという視点です。課題領域が明確になれば、見るべき展示会のテーマも自然に絞られます。

以下は、課題領域と相性の良い展示会テーマの対応です。

  • 輸送・配送に課題がある場合:運輸安全・物流DX系の展示会
  • 保管・庫内作業に課題がある場合:マテハン・倉庫管理系の展示会
  • 梱包・出荷に課題がある場合:EC・通販物流系の展示会や包装機関連のブースが多い総合展
  • 情報管理・システム連携に課題がある場合:物流DX系の展示会

課題領域が複数にまたがる場合は、総合型の大規模展示会で一度全体を俯瞰するのが効率的です。

業種・事業規模との適合性で選ぶ

展示会によって想定されている来場者層は異なります。自社の業種や規模に合わない展示会を選ぶと、提案される内容も実態とかみ合わないケースがあります。

製造業・メーカーの物流部門であれば大規模な総合展、中小のEC事業者であればEC特化型、物流代行であれば総合型と運輸系の組み合わせ、といった選び方が基本です。

開催地とアクセスで選ぶ

開催地は見落とされがちですが、担当者の稼働や交通費に直結する要素です。無理に遠方まで足を運ぶと、当日の集中力が落ち、情報収集の質も下がります。

まずは拠点から無理なく通える展示会を候補に挙げ、そのうえでテーマと規模を比較するのが現実的なアプローチです。

同時開催展・併催セミナーの内容で選ぶ

近年の展示会は、同時開催展やセミナーの充実度に差があります。自社の関心領域に沿ったセミナーが組まれているかも、選定の重要な判断材料になります。

セミナーは事前予約制のものが多いため、公式サイトのプログラムを早めに確認しておくのがおすすめです。

読者層別|注目すべき展示会の組み合わせ方

同じ物流展示会でも、業種や立場によって注目すべきポイントは変わります。ここでは代表的な3つの読者層ごとに、効果的な組み合わせ方を紹介します。

ECサイト運営者が見るべきポイントと相性の良い展示会

ECサイト運営者にとって重要なのは、受注から出荷までのフローをいかに効率化するかという視点です。受注管理・在庫管理・梱包・配送が連動する設備やサービスを見ておきたいところです。

組み合わせの例としては、イーコマースフェアで業界全体のトレンドを把握し、国際物流総合展やスマート物流EXPOで梱包・出荷設備を比較検討する流れが効果的です。小口多品種の出荷に対応した自動梱包ラインの実機展示は、見て触れるメリットが特に大きい領域といえます。

特にメール便での出荷比率が高いEC事業者の場合、封入から送り状貼付までを一貫自動化できるラインが注目されています。展示会で比較検討する際の基準として、省スペース性と処理速度のバランスを見ておくと判断しやすくなります。

PAS-Line 外観

PAS-Line(パスライン)

全長 3.5 mの省スペース設計で、1 時間 1,000 件の高速出荷を実現。メール便の梱包コストを最小化したい現場に最適です。

PAS-Lineの詳細を見る >

製造業・メーカー物流部門が見るべきポイントと相性の良い展示会

製造業の物流部門では、構内搬送・保管・出荷の流れをいかに最適化するかが中心課題になります。マテハン機器や倉庫管理システム、製函・封かん設備などを一気通貫で確認したい層です。

総合展で全体像をつかみ、専門特化型で深掘りするという二段構えが王道です。自社工場の実情に近い事例を持つ出展社を中心に回ると、検討の精度が上がります。

宅配便サイズの商品を扱うメーカーでは、緩衝材の使用量や配送中の破損リスクも重要な検討項目です。近年は緩衝材を使わずに商品を固定する方式の梱包システムも登場しており、資材コストと品質の両立を実現する選択肢として展示会でも注目を集めています。

BOS-Line 外観

BOS-Line(ボスライン)

フィルム固定で緩衝材を完全撤廃。宅配便サイズの梱包を自動化し、資材コスト削減と配送中の破損防止を同時に実現します。

BOS-Lineの詳細を見る >

物流代行(3PL)が見るべきポイントと相性の良い展示会

物流代行事業者は、自社が預かる多様な荷主の要件に柔軟に応える必要があります。そのため、汎用性の高い設備やカスタマイズ性のあるシステムに関心が集まります。

総合展と運輸安全系の展示会を組み合わせ、現場オペレーションと輸送面の両方を押さえるのが効果的です。荷主から求められる品質基準に応えられるかという観点で実機を見ると、導入後のイメージが具体化します。

出展企業の視点から見る|物流展示会の回り方

ここからは、展示会に出展してきた包装機器メーカーの立場から、来場者が成果を得やすい回り方を紹介します。ブース側から見ると「惜しい動き方」をしている来場者は意外に多いものです。

事前登録と来場目的の言語化で成果は大きく変わる

多くの物流展示会は、事前登録によって入場料が無料になる仕組みを採用しています。事前登録だけで済ませず、同時に「何を確認したいのか」を自分なりに言語化しておくと当日の動きが変わります。

目的が漠然としていると、ブース担当者からも汎用的な説明しか引き出せません。具体的な課題を伝えられる来場者ほど、踏み込んだ情報が得られる傾向にあります。

自社の条件を持参するとブースでの情報収集効率が上がる

ブース訪問時に、自社の現場条件を示せる資料を持参していると会話が一気に深まります。具体的には以下のような情報です。

  1. 1日あたりの出荷件数や荷物のサイズレンジ
  2. 現在の梱包・出荷フローの概要
  3. 抱えている課題と優先順位

こうした情報があれば、ブース担当者も自社の製品が適合するかを即座に判断でき、提案の具体性が上がります。

実機・デモを見るときに確認すべき視点

実機を見るときは、見た目のスピードや派手さだけでなく、運用に直結する要素に注目することが重要です。以下の観点で確認すると、後の比較検討に役立ちます。

  • 処理速度(1時間あたりの処理数や連続稼働時の安定性)
  • 操作性(特定の熟練者でなくても扱えるか)
  • メンテナンス性(消耗部品の交換頻度や保守体制)
  • 設置スペースと既存レイアウトとの親和性
  • 資材供給や排出動線の作り込み

セミナーとブース訪問の時間配分の目安

セミナーは体系的な知識を得やすく、ブース訪問は個別の製品情報を得やすい、という違いがあります。どちらか片方に偏ると、情報のバランスが悪くなりがちです。

1日の来場であれば、セミナーに充てる時間を2〜3割、ブース訪問に7〜8割程度とするのが目安です。特に気になるセミナーだけを選び、残りの時間をブースで濃く使う設計が効率的といえます。

名刺交換後のフォロー設計で検討スピードが決まる

展示会で集めた情報は、時間が経つほど記憶が薄れます。翌日以降のフォロー設計を事前に決めておくと、検討スピードが大きく変わります。

名刺に訪問時の印象や次のアクションを書き込んでおき、帰社後すぐに社内で共有する流れを作っておくのがおすすめです。

物流展示会で見えにくいことと対処法

物流展示会は情報収集に優れた場ですが、展示会だけでは判断しきれないこともあります。ここを理解しておくと、帰社後の検討プロセスをスムーズに進められます。

展示会では判断しきれない要素

展示会の限られた時間と空間では、把握しきれない要素がいくつかあります。主なものは以下の3点です。

  • 自社の現場レイアウトにそのまま収まるかどうか
  • 自社が扱う商品の形状・重量で安定稼働するか
  • 既存の業務フローや情報システムと連携できるか

これらは帰社後に個別相談や現場調査を重ねて検証する必要があります。

短時間のデモでは分からない実運用での処理能力

展示会のデモは、最適な条件下で行われることが一般的です。実際の現場では、商品サイズのバラつき・繁忙期の連続稼働・作業者の入れ替わりなど、さまざまな変動要因が処理能力に影響します。

ブースで聞いておきたいのは、カタログスペック上の最大値ではなく、実導入現場での平均的な稼働実績です。

ブース担当者に聞いておくべき質問例

踏み込んだ情報を引き出すために、以下の質問を手元に用意しておくと便利です。

  1. 導入実績のうち、自社と規模・業態が近い事例はあるか
  2. 導入後のサポート体制と対応スピードはどうなっているか
  3. 消耗品・資材の供給体制はどうなっているか
  4. 他社設備からの切り替え実績はあるか
  5. 導入リードタイムの目安はどのくらいか

展示会以外で物流設備を検討する方法

物流設備の導入検討は、展示会だけで完結させる必要はありません。展示会を入口にしつつ、より深く検証できる方法を併用するのが実務的です。

メーカーが主催する実機見学会・体験会

多くのメーカーは、自社工場やショールームで実機見学会・体験会を開催しています。展示会よりも時間的な制約が少なく、自社商材を持ち込んでテストできるケースもあります。

ダイワハイテックスでも、埼玉・大阪の拠点で自動梱包ラインの見学会を定期的に開催しており、実際の稼働を近い距離で確認いただけます。展示会で関心を持った設備を、より落ち着いた環境で再確認する場としてご活用いただいています。

既存導入先の現場見学という選択肢

メーカーによっては、既存の導入先企業への現場見学を手配してもらえる場合があります。日常業務の中での稼働を見られるため、実運用のイメージが格段につかみやすくなります。

守秘義務の関係で調整に時間がかかることもありますが、検討が中盤以降に進んだ段階では非常に有効な手段です。

導入事例から学ぶという選択肢

現場見学の調整が難しい場合でも、メーカーが公開している導入事例を読み込むことで、実運用の様子をある程度イメージできます。自社と業種・規模が近い企業の事例は、検討の早い段階で参考にすると判断の精度が上がります。

ダイワハイテックスでは、通販・EC・メーカーなどさまざまな業種の導入事例を事例集としてまとめています。展示会での情報収集と合わせて読み込むことで、設備選定の判断材料を一段と厚くできます。

 

導入事例集

展示会と見学会を組み合わせた比較検討の進め方

展示会で複数の選択肢を比較し、候補を2〜3社に絞った後に見学会で深く検証するという二段階の進め方が、意思決定の精度を高めます。

以下のような流れが実務的です。

  1. 展示会で複数メーカーの設備を横並びで比較する
  2. 有力候補のメーカーに個別相談を申し込む
  3. 見学会や現場見学で実運用を確認する
  4. 自社条件に合わせた見積もり・提案をもらう
  5. 社内稟議と導入計画に進む

梱包・出荷工程の効率化を検討している方へ

物流展示会に足を運ぶ方の中でも、梱包・出荷工程の効率化は多くの企業が抱える共通課題です。ここでは、通販物流の現場で起きている典型的な課題と、自動梱包ラインによる解決の考え方を整理します。

展示会後に検討する梱包・出荷工程の効率化シーン

通販物流の梱包工程で起きている典型的な課題

通販物流の梱包工程では、以下のような課題がよく見られます。

  • 小口・多品種化による作業負荷の増大
  • 人員確保の難しさと熟練度のばらつき
  • 繁忙期と閑散期の作業量の大きな差
  • 梱包品質のばらつきによる誤配送リスク
  • 梱包資材の在庫管理と供給の煩雑さ

これらは単独の対策では解消しにくく、工程全体の自動化が有効な解決策の一つになります。

自動梱包ラインで解決できる範囲と導入前に確認すべきこと

自動梱包ラインは、商品の封入・封かん・ラベル貼付までを一貫して自動化する設備です。手作業と比較して作業効率が数倍になる一方、導入前の設計段階で確認すべき事項もいくつかあります。

ダイワハイテックスの自動梱包ラインでは、商品の形状・サイズ・出荷件数などの条件に応じてカスタマイズ設計を行っています。汎用機をそのまま導入するのではなく、現場に合わせて組み立てるアプローチを採ることで、無理のない自動化を実現しています。

導入前に確認しておくと安心な観点は以下の通りです。

  • 扱う商品のサイズレンジと自動化対応範囲の一致
  • 既存の受注・出荷システムとの連携方法
  • 資材の供給・交換のしやすさ
  • 導入後の保守体制と稼働サポート

メール便箱を扱う現場では、テープではなく糊付けで封かんする方式のラインも注目されています。開封時の美しさやブランド体験を重視するD2C・ブランド通販事業者にとっては、自動化と梱包品質を両立できる選択肢となります。

MELT-Line 外観

MELT-Line(メルトライン)

メール便最大サイズ対応。専用の糊付け(テープレス)により、美しい梱包と高い開封性を両立。ブランド価値を高める梱包ラインです。

MELT-Lineの詳細を見る >

実機を見て検討したい方向けの見学会について

ダイワハイテックスでは、埼玉・大阪の拠点で自動梱包ラインの見学会を定期的に開催しています。展示会よりも時間をかけて実機を確認でき、自社の課題に即した相談もその場で行えます。

展示会で関心を持った段階の方にも、検討が進んだ段階の方にもご活用いただける場として設計しています。詳細は公式サイトの見学会ページからご確認いただけます。

物流展示会に関するよくある質問

最後に、物流展示会の来場を検討する方からよく寄せられる質問をまとめました。

Q. 物流展示会の来場は有料ですか

多くの物流展示会は、事前登録を済ませれば無料で来場できます。当日登録の場合は有料になるケースもあるため、事前の公式サイト確認がおすすめです。

招待券が配布されている場合は、事前登録なしで入場できることが一般的です。

Q. 物流展示会はどのくらいの時間で回れますか

規模によって異なりますが、国内最大級の総合展で全体を一通り見ようとすると、丸1日かかるのが一般的です。特定テーマに絞って回る場合は、半日程度でも十分な情報収集が可能です。

複数日開催の展示会では、初日に全体を俯瞰し、2日目以降に気になるブースを深掘りする動き方が効率的です。

Q. 物流展示会に来場する際の服装は何が適切ですか

ビジネスカジュアルから普段のオフィスウェアで問題ありません。ただし会場内はかなり歩くため、歩きやすい靴を選ぶことを強くおすすめします。

Q. 展示会で集めた資料の整理方法にコツはありますか

帰社した当日中に、関心度で資料を3段階に分類するのがおすすめです。印象が薄れる前に分類しておくと、後日のフォローがスムーズになります。

名刺には訪問時の会話内容を一言メモしておくと、後から検討するときに役立ちます。

Q. 展示会と見学会はどちらを優先すべきですか

検討の初期段階であれば展示会、候補が絞り込まれた段階であれば見学会、という使い分けが基本です。展示会で全体感をつかみ、見学会で深掘りするという順序が、多くの企業にとって現実的な進め方になります。

まとめ|物流展示会を情報収集の場から意思決定の場へ

物流展示会は、最新の設備・サービスを一度に比較検討できる貴重な機会です。一方で、「行っただけ」で終わらせてしまうと、投じた時間に見合う成果が得られないこともあります。

成果につなげるためのポイントは、以下の流れで活用することです。

  1. 自社課題を明確にして言語化する
  2. 課題に合う展示会を選定する
  3. 事前準備と回り方を設計する
  4. 展示会以外の方法で補完的に検証する
  5. 社内で意思決定に落とし込む

梱包・出荷工程の効率化を検討している方には、展示会での情報収集と、メーカー主催の見学会や導入事例での実機確認を組み合わせるアプローチがおすすめです。ダイワハイテックスでは、通販物流の梱包を自動化するCARGOWELLシリーズを展開しており、商品や出荷件数に合わせたカスタマイズ設計から保守サポートまで一貫してご提供しています。

自社の梱包課題についてのご相談や、自動梱包ラインの資料をご希望の方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。



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